mri 株式会社三菱総合研究所

水・食料

すべての人に安全・安心な食料が行きわたる社会の実現を目指します

サブテーマ

未来共創イノベーションネットワークでは、下記5点を実現することが、水・食料分野の社会課題解決において大きなインパクトを与えると考えています。

安全・安定的な食料の供給
イノベーション

社会問題

  • 食品事故・事件等の対策コストが増大

    食料生産・流通のグローバル化が進む中で、食品偽装や食品テロ等のリスクや、食の安全確認のためのコストが増大し、生産や消費にマイナスの影響を与えている。

取り組むべき課題

  • サプライチェーン全体を通じた信頼性向上

イノベーション事例

  • 安全な食品生産ラインの確立
    完全無人の食品生産ライン、食品防御技術(監視、画像解析、においセンサー、非破壊成分検査)
  • 食品トレーサビリティの確立
    低コストな個体認証方法、生産者や中間流通が容易に参加できるトレーサビリティの仕組み(センサー、IoTの活用)
  • 安全確認方法の効率化
    IoTを用いた効率的な第二社監査提供サービス、食品偽装を防ぐ仕組み(安価・迅速なDNA判定、貼りなおせないシール等)
  • 食の安全に関する情報を、消費者に正確かつわかりやすく伝える方法
    食品添加物・残留農薬および衛生管理に関する的確な情報提供

食料の効率的な生産・供給
イノベーション

社会問題

  • 担い手不足による農業経営の困難

    世界的な経済成長により、都市部に人口が流れ、農業の担い手が不足している。我が国でも、農業の担い手の高齢化・人手不足が深刻化している。農業の生産性は他産業に比して低く、若者にとっての魅力的な職業選択肢となっていない。

取り組むべき課題

  • 生産性向上・高付加価値化による農業の産業化

イノベーション事例

  • 生産性向上、農業従事者層拡大(農業への参入促進)による農業活性化
    IoT、ICT、AI、ロボット等を活用した生産システム
  • 食料生産段階での無駄削減
    超節水型農業(精密農業)、市場需要を捉えた生産量調整システム
  • 農業の高付加価値化
    農産物加工やサービス業との組み合わせで高付加価値化する仕組み、より安価で栄養素の保たれるカット野菜や冷凍野菜の洗浄・殺菌・防虫

タンパク質の供給
イノベーション

社会問題

  • 人口増に伴う食料調達困難

    発展途上国を中心とした人口の爆発的な増加等により、全人類を養うのに必要な食料生産確保が困難となっている。我が国では食料自給率が低下している中、主に新興国の経済成長によりタンパク源需要が急激に高まり、国内での安定的なタンパク源(肉と水産資源)の調達が困難になる可能性がある。

取り組むべき課題

  • グローバルな食料需要増に対応した供給確保

イノベーション事例

  • 主に途上国における食料の安定供給
    気候変動に強い作物の開発、途上国への給食寄付の仕組み
  • 水産資源の効率的な養殖生産
    省エネ養殖技術、効率的な餌の供給システム
  • 新たなタンパク資源・食材の開発
    昆虫の食用化、新たなタンパク資源を用いた加工食品開発
  • 肉の効率的な生産方法
    培養肉、ゲノム編集を活用した効率的な畜産

フードサプライチェーン・食料
廃棄削減イノベーション

社会問題

  • 食品ロス・食料廃棄の弊害が深刻化

    生産・流通・消費の各段階で大量の食品廃棄が発生している。先進国における食料ロスは小売および消費の段階で、また途上国においては収穫後の取扱・貯蔵と加工段階で多く発生している。

取り組むべき課題

  • 食料生産・供給・消費の高効率化、廃棄物の削減・活用

イノベーション事例

  • 加工・流通段階および消費段階での無駄削減
    フードサプライチェーンの高度化、食品以外での再利用、食品リサイクル等
  • 収穫後の取扱・貯蔵および加工段階での無駄削減
    途上国における安価なコールドチェーンの構築、センサーによるモニタリング、魚を傷めない漁獲装置(先進国では魚が傷んでいるという理由で投棄されている)、消費地付近での養殖システム

効率的な水利用手段開発の
イノベーション

社会問題

  • 利用可能な水資源の不足

    基礎インフラの欠如、気候変動による降雨変動、需要の増大等を受け、世界的に飲用や農業生産に使うことの出来る水資源が不足している。

取り組むべき課題

  • 水インフラ機能の確保・機能向上

イノベーション事例

  • 排水処理、様々な水資源を回収する技術の開発
    超節水や循環利用が可能な水回り製品
    安価な海水の濾過・脱塩装置、浄水装置
    空気中の水分を集め、給水する装置
    塩類集積が進んだ農地の脱塩化(吸収力の高い除塩作物の開発)
  • 効率的な水インフラの構築
    分散型排水処理装置、分散型貯水装置
  • 水インフラ事業の運営基盤強化
    現状の施設・管路台帳と地域の将来需要動向等のビッグデータを活用した効率化
    地域単位で使用できる水資源量の可視化(地下水の量と質)、水資源量・需要に応じた新規造水や排水再利用システム

過去の受賞者

  • 2017第一弾 水・食料 最優秀賞
    持続性の高い高収益農業を定着させるプロジェクト

    株式会社プラントライフシステムズ

    高温下でも高品質、高糖度トマトを高収量生産可能な生体AI(自社開発)を安価でどんな地域にも導入する。栽培支援システムとIT技術を駆使し、農業のバリューチェーンシステムを確保し「儲かる農業」を実現する。
    詳しくはこちら

  • 2017第一弾 水・食料 三菱総合研究所賞
    次世代育種法による畜産業イノベーション

    株式会社セツロテック

    ゲノム編集により人類は遺伝情報の容易な改変技術を手にした。本技術を活用し、畜産業の高効率化・高品質化を目指すことができる。セツロテックでは独自のゲノム編集技術により産業イノベーションを起こす。
    詳しくはこちら

応募概要について

参加のメリットおよび審査プロセス・スケジュール等については、以下よりご確認下さい。

その他のテーマ

当コンテストは、以下のテーマについても募集しております。

上記6課題に加え、複数課題にまたがる複合的な課題等についても、ビジネスを募集します。

※AI・ブロックチェーン等の基盤技術のみにフォーカスしたビジネスは対象外とさせていただきます。

※INCF本体の問い合わせフォームに移動します