mri 株式会社三菱総合研究所

エネルギー・環境

すべての人がクリーンで持続可能なエネルギーを使える社会の実現を目指します

サブテーマ

未来共創イノベーションネットワークでは、下記5点を実現することが、環境・エネルギー分野の社会課題解決において大きなインパクトを与えると考えています。

多様なエネルギー供給
イノベーション

社会問題

  • 供給・経済・環境+安全(3E+S)対策が不十分

    エネルギー供給においては、3つの「E」(安定供給、経済効率性の向上、環境への適合)と1つの「S」(安全性)(=3E+S)の持続的な実現が必要である。国内の現状は、低いエネルギー自給率、石油・ガス調達の中東依存、温室効果ガスの排出増加など、様々な課題を抱えている。

取り組むべき課題

  • 「3E+S」に資する総合的な対策の推進

イノベーション事例

  • 革新的なエネルギー生産・転換技術の開発
    人工光合成、未利用熱活用、新たなエネルギー資源活用、カーボンニュートラル天然ガス、DT核融合、太陽光発電衛星、月のヘリウム3を用いた核融合発電の実現
  • 革新的なエネルギー貯蔵・輸送技術の開発
    揚水、蓄電・蓄エネルギー技術、超電導送電
  • エネルギーインフラの高度な運用
    需要側アセットの活用、送配電運用の高度化、アセットマネジメントの高度化(ドローン活用、画像診断等) 、消費者と発電事業者が直接取引する、P2Pの電力取引の実現
  • 鉄鋼及びセメントで使用される石炭の削減
    石炭以外のエネルギー源を利用した製造プロセス技術の開発、ライフサイクル排出量の少ない代替素材の開発
    リサイクル活用によるバージン素材生産量の削減

省エネ
イノベーション

社会問題

  • 業務・家庭部門の省エネの遅れ

    日本のエネルギー消費効率は世界トップクラスであるが、業務部門においてはIoT普及とビルの断熱強化が、家庭部門においては住宅の快適性と省エネの両立が課題となっている。デジタル社会に伴う消費電力増大への対応も必要である。

取り組むべき課題

  • 業務・家庭部門の省エネを促すソリューション創出

イノベーション事例

  • 空間快適性を維持しながらエネルギー消費を削減する技術
    IoTを活用したエネルギーマネジメントサービス、空調・照明負荷の抑制、エネルギーハーベスティング、人工光合成ハウス・建材、炭素吸収・活用技術等
  • ICTを活用した家庭内新サービスの提案
    スマートホーム(ICTの最新技術・音声技術等を活用した快適システムの構築)
  • エネルギー消費を抑制する業務活動・暮らしぶりに向けた提案
    サマータイム等社会制度の変更、気候条件を加味した立地選定(データセンターの寒冷地設置等) 、パッシブソーラー×断熱性能の向上、テレワーク等ICT活用による業務効率化

熱エネルギー活用の効率化
イノベーション

社会問題

  • 捨てられる大量の熱エネルギー

    世界では1次エネルギーの多くが熱として放出されており、未利用熱エネルギーの削減・回収・再利用が課題となっている。国内では、大規模事業所では熱利用技術の導入が進んでいるが、業務・家庭部門では熱の有効利用が出来ていないケースがある。

取り組むべき課題

  • 新しい熱エネルギー活用技術の実現

イノベーション事例

  • 新しい熱エネルギー活用技術
    ・熱エネルギー保存装置
    ・熱媒体輸送
    ・より安価で高効率なヒートポンプ
    ・低温の廃熱で機能する電解質

マテリアルのライフサイクル
イノベーション

社会問題

  • 資源の枯渇、不十分な循環利用

    次世代自動車やICT関連機器など、今後の社会を支える基盤となる産品に多く使われているレアメタルを含む有用金属の循環利用(=都市鉱山の活用)が十分ではなく、廃棄物の削減は世界的に課題になっている。また、自給可能な森林資源や有機バイオマスの経済的・安定的な活用方法も未開発である。

取り組むべき課題

  • リサイクルや未利用資源活用、循環型社会形成

イノベーション事例

  • 水平リサイクル ・リサイクル高度化
    センサー選別・ロボット選別、非鉄金属・レアメタルの低コストリサイクル・精錬、非鉄金属・レアメタルの低コストリサイクル・精錬
  • 廃棄物収集プロセスの効率化
    あらゆる電化製品にバーコードや電子チップをつけて効率的に収集する仕組みや、スマートダストボックス、自動運転・ロボットによるゴミ収集
  • バイオマス資源利用の高度化
    効率的な森林管理技術、生分解性素材の開発(セルロース・ナノファイバー等)、耐火性・強度の高い集合材、下水汚泥、生ごみ、家畜糞の活用技術

大気・海洋・土壌汚染、生態系の
保全イノベーション

社会問題

  • 大気・海洋・土壌の汚染、地球環境破壊

    廃棄物投棄・船舶事故での石油流出といった一時的な海洋汚染、工場・家庭からの排水、農薬やプラスチックの流入等の慢性的な海洋汚染が深刻な問題になっている。近年は森林伐採、侵略的外来種などにより生物多様性の損失も問題となっている。

取り組むべき課題

  • 大気・海洋・土壌汚染対策、生態系の保全

イノベーション事例

  • 大気・海洋・土壌汚染対策
    再生可能エネルギー由来の電気エネルギーの活用、よりクリーンな自動車の開発、開発途上国における木や炭に代替する安価な調理・暖房器具
    微生物を利用したバイオレメディエーション
  • プラスチックごみ対策
    プラスチックに代替する素材の開発・活用(生分解性素材等)、海中のプラスチック/マイクロプラスチックをモニタリング・収集・再利用する仕組み
  • 生態系保全
    希少生物を保全・活用するビジネスモデル(観光、医薬品への活用等)

過去の受賞者

  • 2017第一弾 環境・エネルギー 敢闘賞
    障害者によりタイルカーペットを再生し、長寿命化を図る事業

    一般社団法人日本カーペットタイルリセット協会

    独自開発した洗浄技術で廃タイルカーペットの再生に成功。日本で短命に廃棄される年間約2,000万m²を再生し、10万tの廃棄物削減と新規張替えLCA18万tの投入を抑制する事業。併せて障害者雇用の創出を目指す。
    詳しくはこちら

応募概要について

参加のメリットおよび審査プロセス・スケジュール等については、以下よりご確認下さい。

その他のテーマ

当コンテストは、以下のテーマについても募集しております。

上記6課題に加え、複数課題にまたがる複合的な課題等についても、ビジネスを募集します。

※AI・ブロックチェーン等の基盤技術のみにフォーカスしたビジネスは対象外とさせていただきます。

※INCF本体の問い合わせフォームに移動します